iPhoneの位置情報に行動履歴の確認と削除方法
小林悠希 更新日2025-04-16 / 位置情報変更
実はiPhoneには、これまでに訪れた場所や頻繁に立ち寄るスポットを記録する機能があることをご存じでしょうか?iPhoneのGPS機能やアプリ経由で取得された位置情報など、プライバシーに関わる情報が知らぬ間に保存されていることもあります。そこで本記事では、そういった行動履歴の確認方法や、不要なデータの削除手順について詳しくご紹介します。
Part1、iPhoneの行動履歴を確認・削除方法
iPhoneの行動履歴(位置情報履歴)を確認・削除する方法は、主に「設定」アプリと「マップ」アプリから行えます。以下に詳細な手順を解説します。
1. 位置情報サービスの履歴を確認・削除する方法

「設定」アプリを開く →「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」を選択→ここにiPhoneが記録した主要な位置情報の履歴が表示される。
【削除手順】上記の手順で「重要な位置情報」画面に入る→画面右上の「編集」をタップ→削除したい履歴を選択(左側のマーク)または「すべて削除」を選択→「削除」を確認
2. Appleマップの行動履歴を確認・削除する方法

Appleマップでは「経由地」や「よく訪れる場所」が記録されることがあります。
【確認手順】「マップ」アプリ を開く→画面右上の 「マイデータ」(自分のアイコン)をタップ→「経由地」 を選択 → 過去の移動履歴が表示される。
【削除手順】「設定」アプリ → 「プライバシーとセキュリティ」 → 「位置情報サービス」 → 「マップ」 → 「マイ位置情報と経由地」をオフにし、「履歴を消去」 をタップ
3. Googleマップの行動履歴を管理する方法

Googleマップを使用している場合、別途設定が必要です。
Googleマップアプリを開く→プロフィールアイコン → 「データプライバシー」 → 「タイムライン」
ここで位置情報履歴を確認・削除可能です。(設定で 「自動削除」 を有効にすることも可能)
4. 位置情報履歴を自動で削除する設定
iOSでは、定期的に履歴を自動削除できます。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「システムサービス」→「重要な位置情報」を選択→「履歴を消去」を定期的に手動実行するか、「位置情報履歴の自動削除」をオンに設定(iOSバージョンにより異なります)
注意点- 位置情報履歴を削除すると、「Find My」 などの機能にも影響する場合があります。
- iCloudにバックアップされている場合は、iCloud設定 からも管理が必要です。
- 必要に応じて、特定のアプリの位置情報アクセスを 「許可しない」 に設定することで、今後の記録を防ぐことができます。
Part2、iPhoneで位置情報の設定を確認する方法
1. 位置情報サービスのオン/オフを切り替える「設定」アプリを開く →「プライバシーとセキュリティ」 → 「位置情報サービス」 を選択 →トップの 「位置情報サービス」 のスイッチで一括ON/OFF可能
2. アプリごとの位置情報アクセスを確認・変更「位置情報サービス」 画面(上記手順)を開く→ 一覧からアプリ名を選択
3. 位置情報の正確性を高める設定(Wi-Fi/Bluetooth利用)「設定」 → 「プライバシーとセキュリティ」 → 「位置情報サービス」 → 最下部の 「ネットワーク監視」
ここでWi-Fi/Bluetoothを利用した位置補正を無効化可能
Part3、iAnyGoを使って、iphoneの位置情報を変更する
iOSでは、iPhoneの位置情報を手軽に変更することは難しく、これまでは一部のユーザーが「脱獄」といったリスクのある方法を利用していました。しかし、iAnyGoを使えば、脱獄することなく安全に位置情報を変更できます。Windows版・Mac版の両方に対応しており、無料体験版も用意されているため、購入前に試してみたい方にも安心しておすすめできます。
iAnyGoの使用手順
まとめ
いかがでしたでしょうか?この記事では、iPhoneの位置情報に行動履歴の確認と削除方法をご紹介します。気づかないうちにiPhoneには位置情報が保存されていることがあるため、プライバシーを守りたい方は定期的に履歴をチェックし、不要な情報は削除するのが安心です。これにより、万が一iPhoneを紛失した場合でも、情報漏えいのリスクを減らすことができます。また、iAnyGoのような位置情報変更ソフトを活用すれば、脱獄のようなリスクを伴わず、簡単に位置情報の操作が可能です。インストールするだけで使えるので、安全性を重視する方にもおすすめです。